医療フィロソフィー【51-62】

51 尊い命をお預かりしている仕事である
我々の仕事は患者さまの尊い命をお預かりしている仕事です。患者さまは我々を信用してその尊い命をお預けされているのです。そのことを肝に銘じて仕事に取り組まねばなりません。医療はさまざまな職種の連携プレーです。
すべての職員の方々が尊い命をお預かりしているのです。ですから、そこには何よりも、正確な仕事が要求されるのです。

52 最高のバトンタッチをする
医療は様々な職種の人の連携プレーです。各個人が的確に仕事をする能力を持っていても、連携において、ミスがあれば、その後の仕事に悪影響が出るのは必至です。各人の思い込みがないように、連携には念には念を入れて確実に行う必要があるのです。

53 スピード感をもって決断し、行動する。
仕事においては、スピード感は重要です。だらだら仕事をするのと、てきぱきと仕事をするのでは、誰の目に見ても後者のほうが気持ちいいものです。
 物事を決断する際も同様です。損か得かではなく、「人間として何が正しいか」という判断基準で決断すれば、それほど躊躇することもなくなります。スピード感を持って決断し、正しく行動に移せます。

54 日々学びを続ける
医療は社会性を持った科学です。したがってそこには学びの姿勢を必要とします。毎日毎日知識を習得する必要があります。1日30分でも、机に向かい学習する。知らないことは人に尋ねる。研究会や学会には出来るだけ積極的に参加する。足で勉強をするのです。書物を読むこと。目より情報を入れること。講演会 研究会 学会など耳と足で学ばなければなりません。習得した知識が、自己を成長させ、組織を成長させるのです。積極的な姿勢で学ばなければ、知識の習得や自己の発展はありません。

55 時間を守る
時間に対してコスト意識をもつことは非常に大切なことです。会議でも定刻より遅れて出席すると、他の出席者は無駄に時間を過ごさなければなりません。月給20万の人ですと、時間830円 20人の人を1分待たせたとすると、277円の損失
10分も待たせたとなると2770円の損失にあたるのです。会議や研修など時間をきっちり守り、無駄のないようにしよとする努力が必要です。

56 丁寧に取り扱う
仕事にて 備品や材料を丁寧に取り扱うか、雑に取り扱うかでも、それぞれに応じて消耗コストが違ってきます。ベッドを壁にぶつけたりすると、壁の修理に、職員は余計な時間を創り修繕しなければなりません。丁寧に取り扱うことは、職員に無駄な仕事をさせないためにも非常に大事なことなのです。医薬品にしても、高価な薬剤も多くあります。破損伝票を書くことが少なくなるように、このことは経費削減でもあり、現場での経営に積極的に関わっていることにもなるのです。

57 笑顔を絶やさず、より多くの「ありがとう」を集めよう
医療はサービス業です。笑顔で患者さんの要求に答えることで、患者さんには心地よい喜びを与えます。そのような時、患者さんは「ありがとう」との気持ちを発してくださいます。この「ありがとう」は我々職員の励みとなります。患者さまより、また仲間より「ありがとう」をいただけることは何より有難いことです。
集団としてより多くの「ありがとう」を集め、滋賀県一 近畿一 日本一の病院にしたいものです。

58 紳士淑女としての医療職員を目指そう!
日常会話は、意識的にきれいな言葉を使う習慣をつけなければなりません。医療はサービス業です。正しい敬語や謙譲語が使えて、患者さんは「ここの職員さんは教育が出来ているなあ」と思われるのです。一流の職員が集まって、一流の病院ができるのです。
自分自身が紳士淑女を目指そうという気持ちを持つことで、言葉遣い変わってきます。
英語で病院はhospital「おもてなしをするところ」ということより発しています。職員が紳士淑女として一流のおもてなしをするところが病院なのです。 

59 基本を大事にする。
一流病院は何が凄いかと言ったら、特別に難しいことばかりやっているのではなく、彼らは物凄く基本に忠実なのです。だからつまらないミスを犯さず、それが手術の成功率にも反映されてくるのです。我々も基本を大事にして、日々の仕事を確実に遂行しましょう。


60 恩返しをする
「人生は恩返し」と言われます。高齢者の方々は敗戦後、何もないところより、日本を立ちあげてくださった方々です。その方々のおかげで、我々は安楽な日々を送れているのです。高齢者の患者さんを診た時は恩を返すつもりで、診療にあたりたいものです。
 多くの人に善きことをする。善きことをしているとその善きことは巡りめぐって自分に返ってくるのです。

61 国を支える仕事である
我々の仕事は 病気を治すことではありますが、大きな視点からみると国を支えている仕事なのです。病気の人が治られ、社会復帰され、経済活動につかれ、国力が増すのです。その人材を支えているのが 我々の仕事なのです。
介護の仕事でも 御老人を施設でみらるから、ご家族は仕事場に行くことができ、経済活動ができ、国力が増すのです。
病気を治す。 老人のお世話をする。その果てに、我々は国を支えるという大きなことに貢献しているのです。

62 原理原則を貫く
どんな仕事も原理原則を貫けばたいていはうまくいくようになっています。医療の場合も同じです。
世の中には 陰と陽の気が巡っています。人は病気になると陰の気におかされ、気分がふさぎがちになります。病院職員は果たしてどうでしょうか。陰の気が充満していると、患者さんの陰の気をプラスの方向へ引き上げることはできません。
職員全員が陽の気になれるように雰囲気作りが大事になってきます。陰と陽は引きあうものです。集客数を上げようと思うならば、職場が陽の気で満たされていなければなりません。
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