医療フィロソフィー【41-50】

41 フェアプレイ精神を貫く
「フェアプレイ精神」に則って正々堂々と仕事を行うことが大事です。したがって、儲けるためには何をしてもよいとか、少しくらいのルール違反や数字のごまかしは許されるという考え方は最も嫌います。スポーツの世界でも、反則やルール違反のないゲームからさわやかな感動をうけるのは、一人ひとりがフェアプレイ精神に基づいているからです。
誰であっても、矛盾や不正に気づいたら正々堂々と指摘をするべきです。私たちの職場が常にさわやかで活気あふれたものであるためには、一人ひとりがフェアなプレイヤーであるともに、厳しい審判の目を持つことが必要です。

42 潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ
高い目標を達成するためには、まず「こうありたい」という強い持続した願望を持つことが必要です。どんな課題であっても、まず「何とかしてやり遂げたい」という思いを心に強烈に描くのです。純粋で強い願望を、寝ても覚めても、繰り返し繰り返し考え抜くことによって、それは潜在的意識にまでしみ通っていくのです。このような状態になった時には、日頃頭で考えている自分とは別に、寝ているときでも潜在意識が働いて強烈な力を発揮し、その願望を実現する方向へと向かいあわせてくれるのです。

43 試練に感謝する
人は試練に遇うと、なんで自分がと悲観的になる人がいます。しかし、この試練が人を成長させてくれるのです。これは天が我を試そうとして与えられたものだととらえ、必ず乗り越えられると思い、かつ謙虚に努力を重ね、人々のために尽くすのです。

44 自分の真価を発揮する
人には素晴らしい才能を持っています。しかし、不平不満を言ったり、愚痴を言ったりしていると、あるいは、仕事で手を抜いているとその真価は発揮できません。部下の能力を高める、真価を発揮させることが、上司の仕事です。部下はこんな上司の心を読み取り、抜かりのないように細心の注意を払い仕事を遂行しなければなりません。

45 誰にも負けない努力をする
結果を出すには、どのような場合においても努力以外に方法はありません。何はさておいても職員全員が努力を続けなければなりません。努力するのは誰でもします。しかし誰にも負けない努力とは並み大変なことです。この並み大変な努力 チャレンジと言ってもいいでしょう。全員が歯を食いしばってなすのです。1年後 3年後 5年後 きっと素晴らしい病院 日本一の病院が出来上がるのです。その職員は日本一の職員なのです。


46 思いやりの心で誠実に
患者さんや御家族の方々や職場の仲間 地域社会、その皆が喜ぶようにしなければなりません。自分だけうまくいくような仕事は決してありません。自分もうまくいくし、相手にも喜んでいただくというような思いやり、誠実さがなければ本当の仕事にはなりません。

47 困難は避けるものではなく乗り越えるもの
誰でも困難に突き当たることがあるが、困難を乗り越えることによって人は成長する。
進むべき道に困難は直面するものであります。勇気を持って困難にアタックしていこう。  

48 医療職員にとり「勝ち負け」とは
この仕事にも勝ち負けがあるはずです。人は必ず死にます。人の生き死にが勝ち負けではありません。勝とは、患者さんが「また今度悪くなった時はこの病院へ来よう。」と思われた時、負けとは「もうこんな病院へは来んぞ。」と思われた時です。職員全員がこのことを肝に銘じ、仕事にあたることが大切です。サービス業なので、笑顔で、時には手を握り話かけましょう。言葉と手には力があります。言葉は言霊 手は手心とも言います。連勝記録を打ち立てるつもりで、仕事に取り組みましょう。

49 有意注意で事にあたる
仕事をしていると様々な判断をしなければなりません。その判断をする時、自分のもっている集中力を発揮して判断しているか、それとも集中しないで仕事の判断をしているかです。前者を有意注意と言います。意をもって意を注ぐです。有意注意を行えば、小さなミスから大きなミスまで防ぐことができます。仕事中は有意注意でもってミスのないように取り組まなければなりません。

50 最悪のことを避けるために、最悪を想定して回避する
医療事故を防ぐためには KYT(危険予知トレーニング)が必要です。危険予知をして突発的な事故やミスを減らすことができます。その場その場で 最悪のことを予想して行動すれば、致命的ミスはなくなるのです。点滴のつなぎ間違い、車椅子への移乗の際、患者さんの足が傷つかないように、点滴チューブが車椅子の車輪にはさまってないか、ストレッチャーのスピード、そのスピードで患者さんは恐怖感を抱かれないだろうか、安全に曲がれるだろうかなど、場面場面で考え、危険を回避するような行動を取り、安全な医療の提供を行いましょう。
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